エンゲージメントとは?|ビジネス用語解説
読み:エンゲージメント
エンゲージメントの概要
エンゲージメント(Engagement)は、顧客やユーザーがブランドやコンテンツに対して示す「関与度」や「愛着度」を表す指標です。単にアクセス数を見るだけでなく、どれだけ深く、長く、能動的に関わってくれているかを測定します。
主なエンゲージメント指標
- SNS上:いいね/コメント/シェア数
- ウェブサイト上:平均滞在時間/ページスクロール率/サイト内クリック数
- メール:開封率/クリック率/返信率
- アプリ:ログイン頻度/セッション継続時間/機能利用率
エンゲージメントの種類
- アクティブ・エンゲージメント
ユーザーがコメントや投稿、シェアなど能動的にアクションを起こす行動 - パッシブ・エンゲージメント
コンテンツを閲覧したり、セッション時間を伸ばすなど受動的な関与 - 定着型エンゲージメント
リピート訪問や定期課金といった「継続的な関わり」
エンゲージメントを高める3つのポイント
- 価値あるコンテンツの提供
ユーザーの課題解決や興味に直結した情報を定期的に配信。 - 双方向コミュニケーション
コメントや質問に即レスポンスし、ユーザーとの対話を促進。 - パーソナライズド体験
セグメント別のおすすめやタグ機能で、一人ひとりに最適化された情報を提示。
注意点/NG例
- 数字だけ追う:いいね数ばかり追い、実際の売上やLTVを見落とす
- 質より量の投稿:頻度を重視して薄いコンテンツを量産すると、逆に離脱を招く
- 過度な自動化返信:ボット感が強い対応はかえって信頼を損ねる可能性
まとめと次のステップ
エンゲージメントは「ユーザーとの関係性」を可視化する重要指標です。
- 現状の主要指標(滞在時間/いいね数など)を把握
- 課題を洗い出して改善策を立案(コンテンツ・コミュニケーション強化)
- 効果測定とPDCAで継続的に最適化
まずは今月のSNS投稿やメール配信で「双方向コミュニケーション」を意識し、エンゲージメントの変化をチェックしてみましょう。
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