レッテルを貼るとは?意味や使い方をわかりやすく解説
「レッテルを貼る」とは、ある人物や物事について、一方的かつ断定的な評価を付けることです。
相手の一部分だけを見て、「この人はこういう人だ」と決めつけるような場面で使います。
レッテルを貼るとは?
「レッテルを貼る」は、人物の性格や能力、立場などを一面的に判断し、決まった評価を与えることを意味します。
たとえば、一度失敗しただけの人を「仕事ができない人」と決めつけるような行為が該当します。十分な事情を確認せず、相手を特定の枠に当てはめるという否定的なニュアンスを持つ表現です。
実際に紙の札を貼るのではなく、人への評価を札のように付けることを比喩的に表しています。
レッテルを貼るの読み方
「レッテルを貼る」は「レッテルをはる」と読みます。
表記には、物の表面へ付けるという意味を持つ「貼る」を使うのが一般的です。「レッテルを張る」と書かれる場合もありますが、辞書では主に「貼る」と表記されています。
レッテルを貼るのはどんなとき?
人の性格や能力を、限られた情報だけで決めつける場面で使います。
一度の失敗を理由に「頼りにならない人」と評価したり、所属や経歴だけで人柄まで判断したりする場合などです。
「優等生のレッテルを貼られる」のように、表面的には良い評価に見える言葉にも使えます。この場合も、本人のさまざまな面を無視し、一つの印象だけで見られるという窮屈さを含みます。
レッテルを貼るを使った例文
- 一度の失敗だけで、能力がないとレッテルを貼るべきではない。
- 周囲から真面目な人というレッテルを貼られ、弱音を吐きにくくなった。
- 見た目だけで気難しい人だとレッテルを貼られてしまった。
- 相手の事情を知らずに、無責任だとレッテルを貼るのは早計だ。
- 年齢や立場だけを理由に、人へレッテルを貼らないようにしたい。
レッテルを貼るの類語・似た表現
決めつける
十分に確かめず、「こうに違いない」と一方的に判断することです。「レッテルを貼る」の分かりやすい言い換えになります。
烙印を押す
ある人物について、簡単には消えない悪い評価を与えることです。「レッテルを貼る」よりも、強く否定的な評価を表します。
色眼鏡で見る
先入観や偏見を持って相手を見ることです。「レッテルを貼る」が評価を決める行為なのに対し、「色眼鏡で見る」は偏った見方そのものを表します。
ラベリングする
人物や物事を特定の種類に分類し、名前を付けることです。文脈によっては、「レッテルを貼って決めつける」という意味でも使われます。
レッテルを貼るとラベルを付けるの違い
「ラベルを付ける」は、物を整理したり分類したりするために、名称や情報を表示することです。必ずしも悪い意味ではありません。
一方、「レッテルを貼る」は、人や物事を一面的に評価して決めつける意味で使われることが多く、一般に否定的な印象を伴います。
レッテルを貼るの由来
「レッテル」は、オランダ語の「letter」に由来する外来語です。
もともとは文字や、商品名などを記して品物に貼る札を表しました。そこから意味が広がり、人物や物事に付けられる断定的な評価も「レッテル」と呼ばれるようになりました。
まとめ
「レッテルを貼る」とは、人物や物事について、一方的かつ断定的な評価を付けることです。
相手の一部分だけを見て、その人全体を決めつけるような場面で使います。「決めつける」「烙印を押す」「色眼鏡で見る」などと似ていますが、それぞれニュアンスが異なります。
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